○野辺地町議会委員会条例
平成三年六月二十一日
条例第十二号
野辺地町議会委員会条例(昭和二十八年野辺地町条例第十八号)の全部を改正する。
目次
第一章 通則(第一条~第十二条)
第二章 会議及び規律(第十三条~第二十条)
第三章 公聴会(第二十一条~第二十六条)
第四章 参考人(第二十七条)
第五章 記録(第二十八条)
第六章 補則(第二十九条)
附則
第一章 通則
(常任委員会の設置)
第一条 議会に常任委員会を置く。
(常任委員会の名称、委員定数及びその所管)
第二条 常任委員会の名称、委員定数及びその所管は、次のとおりとする。
一 総務常任委員会 六人
総務に関する事項、防災・安全に関する事項、財務及び税務に関する事項、教育・文化に関する事項、民生及び社会福祉に関する事項、国民健康保険に関する事項、その他建設産業常任委員会の所管に属さない事項
二 建設産業保健衛生常任委員会 六人
土木及び建設に関する事項、都市計画に関する事項、農林水産業に関する事項、商工観光に関する事項、水道事業に関する事項、下水道事業に関する事項、保健衛生に関する事項
(平一九条例七・全改、平二四条例一九・平二七条例九・一部改正)
(常任委員の任期)
第三条 常任委員の任期は、二年とする。ただし、後任者が選任されるまで在任する。
2 補欠委員の任期は、前任者の残任期間とする。
(常任委員の任期の起算)
第四条 常任委員の任期は、選任の日から起算する。ただし、任期満了による後任者の選任が任期満了前に行われたときは、その選任による委員の任期は、前任の委員の任期満了の日の翌日から起算する。
(議会運営委員会の設置)
第五条 議会に議会運営委員会を置く。
2 議会運営委員会の委員の定数は、六人とする。
(平一九条例七・平二七条例九・一部改正)
(特別委員会の設置)
第六条 特別委員会は、必要がある場合において議会の議決で置く。
2 特別委員会の委員の定数は、議会の議決で定める。
(委員の選任)
第七条 常任委員、議会運営委員及び特別委員(以下「委員」という。)は、議長が議会に諮って指名する。ただし、閉会中においては、議長が指名することができる。
2 常任委員及び議会運営委員の任期満了による後任者の選任は、その任期満了前六十日以内に行うことができる。
3 議長は、常任委員の申出があるときは、議会に諮って当該委員の委員会の所属を変更することができる。ただし、閉会中においては、議長が変更することができる。
(平一九条例七・一部改正)
(委員長及び副委員長)
第八条 常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会(以下「委員会」という。)に、委員長及び副委員長一人を置く。
2 委員長及び副委員長は、委員会において互選する。
3 委員長及び副委員長の任期は、委員の任期による。
(委員長及び副委員長がともにないときの互選)
第九条 委員長及び副委員長がともにないときは、議長が委員会の招集日時及び場所を定めて、委員長の互選を行わせる。
2 前項の互選に関する職務は、年長の委員が行う。
(平五条例一一・一部改正)
(委員長の議事整理および秩序保持権)
第十条 委員長は、委員会の議事を整理し、秩序を保持する。
(委員長の職務代行)
第十一条 委員長に事故があるとき又は委員長が欠けたときは、副委員長が委員長の職務を行う。
2 委員長及び副委員長にともに事故があるときは、年長の委員が委員長の職務を行う。
(委員長、副委員長、議会運営委員及び特別委員の辞任)
第十二条 委員長及び副委員長が辞任しようとするときは、委員会の許可を得なければならない。
2 議会運営委員及び特別委員が辞任しようとするときは、議会の許可を得なければならない。ただし、閉会中においては、議長が許可することができる。
(平一九条例七・一部改正)
第二章 会議及び規律
(招集)
第十三条 委員会は、委員長が招集する。
2 委員の定数の半数以上の者から審査または調査すべき事件を示して招集の請求があったときは、委員長は、委員会を招集しなければならない。
(定足数)
第十四条 委員会は、委員の定数の半数以上の委員が出席しなければ会議を開くことができない。ただし、第十六条(委員長及び委員の除斥)の規定による除斥のため半数に達しないときは、この限りでない。
(表決)
第十五条 委員会の議事は、出席委員の過半数で決し、可否同数のときは、委員長の決するところによる。
2 前項の場合においては、委員長は、委員として議決に加わることができない。
(委員長及び委員の除斥)
第十六条 委員長及び委員は、自己若しくは父母、祖父母、配偶者、子、孫若しくは兄弟姉妹の一身上に関する事件又は自己若しくはこれらの者の従事する業務に直接の利害関係のある事件については、その議事に参与することができない。ただし、委員会の同意があったときは、会議に出席して、発言することができる。
(傍聴の取扱い)
第十七条 委員会は、議員のほか、委員長の許可を得た者が傍聴することができる。
2 委員長は、必要があると認めるときは、傍聴人の退場を命ずることができる。
(秘密会)
第十八条 委員会は、その議決で秘密会とすることができる。
2 委員会を秘密会とする委員長又は委員の発議については、討論を用いないで委員会に諮って決める。
(出席説明の要求)
第十九条 委員会は、審査又は調査のため、町長、教育委員会の教育長、選挙管理委員会の委員長、農業委員会の会長及び監査委員その他法律に基づく委員会の代表者又は委員並びにその委任又は嘱託を受けた者に対し、説明のため出席を求めようとするときは、議長を経てしなければならない。
(平一二条例一三・平二七条例九・一部改正)
(秩序保持に関する措置)
第二十条 委員会において地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)、会議規則又はこの条例に違反し、その他委員会の秩序を乱す委員があるときは、委員長は、これを制止し、又は発言を取り消させることができる。
2 委員が前項の規定による命令に従わないときは、委員長は、当日の委員会が終わるまで発言を禁止し、又は退場させることができる。
3 委員長は、委員会が騒然として整理することが困難であると認めるときは、委員会を閉じ、又は中止することができる。
第三章 公聴会
(公聴会開催の手続き)
第二十一条 委員会が、公聴会を開こうとするときは、議長の承認を得なければならない。
2 議長は、前項の承認をしたときは、その日時、場所及び意見を聴こうとする案件その他必要な事項を公示する。
(意見を述べようとする者の申出)
第二十二条 公聴会に出席して意見を述べようとする者は、文書であらかじめその理由及び案件に対する賛否を、その委員会に申し出なければならない。
(公述人の決定)
第二十三条 公聴会において意見を聴こうとする利害関係者及び学識経験者等(以下「公述人」という。)は、前条の規定よりあらかじめ申し出た者及びその他の者の中から、委員会において定め、議長を経て、本人にその旨を通知する。
2 あらかじめ申し出た者の中に、その案件に対して、賛成者及び反対者があるときは、一方に偏らないように公述人を選ばなければならない。
(公述人の発言)
第二十四条 公述人が発言しようとするときは、委員長の許可を得なければならない。
2 前項の発言は、その意見を聴こうとする案件の範囲を超えてはならない。
3 公述人の発言がその範囲を超え、又は公述人に不穏当な言動があるときは、委員長は、発言を制止し、又は退席させることができる。
(委員と公述人の質疑)
第二十五条 委員は、公述人に対して質疑をすることができる。
2 公述人は、委員に対して質疑をすることができない。
(代理人又は文書による意見の陳述)
第二十六条 公述人は、代理人に意見を述べさせ、又は文書で意見を提示することができない。ただし、委員会が特に許可した場合は、この限りでない。
第四章 参考人
(参考人)
第二十七条 委員会が、参考人の出席を求めるには、議長を経なければならない。
2 前項の場合において、議長は、参考人にその日時、場所及び意見を聴こうとする案件その他必要な事項を通知しなければならない。
3 参考人については、第二十四条(公述人の発言)第二十五条(委員と公述人の質疑)及び第二十六条(代理人又は文書による意見の陳述)の規定を準用する。
第五章 記録
(記録)
第二十八条 委員長は、職員をして会議の概要、出席委員の氏名等必要な事項を記載した記録を作成させ、これに署名又は記名押印しなければならない。
2 前項の記録は、議長が保管する。
第六章 補則
(会議規則との関係)
第二十九条 この条例に定めるもののほか、委員会に関しては、会議規則の定めるところによる。
附則
(施行期日)
1 この条例は、公布の日から施行する。
(平二六条例一八・旧附則・一部改正)
(常任委員の任期の特例)
2 平成二十五年五月十六日に選任された常任委員の任期は、第三条第一項本文の規定にかかわらず、平成二十六年十月十四日までとする。
(平二六条例一八・追加)
附則(平成五年三月二二日条例第一一号)
(施行期日)
1 この条例は、平成五年五月十三日から施行する。
(委員選任の特例)
2 改正後の野辺地町議会委員会条例に基づく委員の選任は、改正後の条例の施行日前六十日以内に行うことができる。この場合において、その選任による委員の任期は、この条例の施行の日から起算する。
(付託案件の継続等)
3 改正前の常任委員会に付託されていた次の表の上欄に掲げる案件については、この条例の施行の日に下欄に掲げる常任委員会に付託されたものとする。
付託案件 | 常任委員会名 |
スキー場整備について | 総務常任委員会 |
下坂道路整備について 松ノ木平道路整備について 大月平道路整備について 柴崎観光牧場整備並びに観光開発について | 建設農林常任委員会 |
ゴミ捨場について 精神薄弱者通所授産施設(仮称) 野辺地作業所建設について | 民生常任委員会 |
附則(平成八年四月一〇日条例第一〇号)
この条例は、公布の日から施行する。
附則(平成一一年五月一二日条例第八号)
この条例は、公布の日から施行する。
附則(平成一二年三月二四日条例第一三号)
この条例は、公布の日から施行する。
附則(平成一五年三月一八日条例第一六号)
この条例は、平成十五年五月一日から施行する。
附則(平成一九年三月二六日条例第七号)
この条例は、平成十九年五月一日から施行する。
附則(平成二四年九月一一日条例第一九号)
この条例は、公布の日から施行する。
附則(平成二六年一〇月一四日条例第一八号)
この条例は、公布の日から施行する。
附則(平成二七年三月一六日条例第九号)
1 この条例は、平成二十七年四月一日から施行する。ただし、第二条及び第五条の改正規定は、平成二十七年五月一日から施行する。
2 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正する法律(平成二十六年法律第七十六号)附則第二条第一項の場合においては、この条例による改正後の第十九条の規定は適用せず、この条例の改正前の第十九条の規定は、なおその効力を有する。