野辺地町立小中学校の耐震診断結果と改修・改築事業の実施について
野辺地町立小中学校の耐震診断結果と改修・改築事業の実施について
○地震防災対策特別措置法第6条の2第2項の規定により、野辺地町立小中学校の耐震診断結 果を公表します。
野辺地町立小・中学校の耐震診断調査の結果について H23.8
平成20年5月に発生した中国・四川大地震で多くの学校が倒壊したことなどを受け、平成20年6月に「地震防災対策特別措置法」が改正され、昭和56年以前(旧耐震基準)に建築された学校の耐震診断の実施と診断結果の公表が義務づけられました。
当町は、平成20年度から計画的に耐震診断調査を実施してきましたが、この度、平成22年度に実施した若葉小学校及び馬門小学校の耐震診断調査が終了し、すべての学校の調査が終了しましたので、その結果をお知らせいたします。
なお、調査書は学校教育課に備え付けてあり、どなたでもご覧になることができます。
学校名 診断年月 |
施設名 |
建築年 |
構造・階数 ※1 |
面積(㎡) |
Is値 ※2 |
備 考 |
野辺地小学校 H22.03診断 |
南棟校舎 |
S46~48 |
RC・3 |
2,865 |
0.35 △ |
補強が必要 |
北棟校舎 |
S48 |
RC・3 |
1,799 |
0.39 △ |
補強が必要 |
|
昇降棟 |
S48 |
RC・1 |
199 |
0.80 ○ |
補強不要 |
|
S・2 |
71 |
0.17 × |
解体撤去が必要 |
|||
屋内運動場 |
S52 |
SRC・2 |
1,375 |
0.55 △ |
補強が必要 |
|
若葉小学校 H23.03診断 |
本校舎 |
S46~48 |
RC・3 |
3,350 |
0.29 × |
補強が必要 |
わかば学級棟 |
S56 |
RC・2 |
646 |
1.11 ○ |
補強不要 |
|
渡り廊下 |
S56 |
S・2 |
53 |
0.08 × |
撤去新設が必要 |
|
屋内運動場 |
S50 |
SRC・2 |
1,014 |
0.85 ○ |
補強不要だが、天井材等の補修が必要 |
|
馬門小学校 H23.03診断 |
校舎 |
S53~54 |
RC・3 |
2,669 |
0.63 △ |
補強が必要 ※3 |
野辺地中学校 H21.03診断 |
北棟校舎 |
S42~43 |
RC・3 |
2,638 |
0.30 △ |
改築計画中 ※3 |
南棟校舎 |
S43 |
RC・3 |
3,624 |
0.33 △ |
||
東渡り廊下 |
S43 |
RC・2 |
84 |
0.90 ○ |
||
西渡り廊下 |
S43 |
RC・3 |
126 |
0.68 △ |
※1.構造・階数の表示
RC:鉄筋コンクリート造 S:鉄骨造 SRC:鉄骨鉄筋コンクリート造(数字は階数)
※2.Is値:大地震(震度6強)に対する建築物の安全性を示す数値(構造耐震指標)。
Is値 |
耐 震 性 能 |
一覧表の表示 |
0.3未満 |
大地震で倒壊または崩壊する危険性が高い |
× |
0.3以上0.7未満 |
〃 危険性がある |
△ |
0.7以上 |
〃 危険性が低い |
○ |
※3.馬門小学校及び野辺地中学校の屋内運動場は、新耐震基準によって建築されているため、耐震診断の対象から除外されています。
○上記の結果を受け、町では町内小中学校の改修・改築事業を実施しました。
事業内容は以下の通りです。
実施年度 | 実施事業 |
平成26年度 | 野辺地中学校校舎改築 |
平成27年度 |
町内小学校耐震補強改修 (野辺地小学校昇降棟は一部解体撤去、 若葉小学校渡り廊下は撤去新設) 野辺地中学校武道場改築 |
平成29年度 |
町内小中学校屋内運動場天井耐震化改修 |
なお、これらの事業により町内小中学校は耐震基準を満たす仕様となりました。しかしながた、町内小学校は築40年を超え、依然として老朽化が進んでいきます。
そこで、施設の長寿命化を図るため、平成32年度までに長寿命化計画(個別施設計画)の策定を行うとともに、計画的な改修工事を実施していきます。
TEL 0175-64-2119
FAX 0175-64-8083
人口と世帯数
- 人口
- 11,851
- (男)
- 5,546
- (女)
- 6,305
- 世帯
- 6,321
2025年01月31日現在(住民基本台帳)