議会改革アドバイザー岩﨑氏による野辺地町議会議員研修会(令和8年10月31日~11月1日)

議会がより町民のために役立つ存在に~ブラッシュアップ!議会・議員~

野辺地町議会では、令和8年10月31日(土)、11月1日(日)に議会改革アドバイザー岩﨑弘宜(いわさき ひろまさ)氏をお招きし、議員研修会を開催しました。全議員が出席し、頷きながらペンを走らせてメモを取っていました。

決算審査の在り方~使った予算の「結果」や「効果」をしっかり検証する~

決算審査については、「いくら使ったか」だけでなく、「その予算で、町民にどのような効果があったか」をしっかり検証することの大切さを学びました。例えば、少ない経費で大きな成果を上げた事業は、議会としてきちんと評価する。一方で、課題がある事業は原因を掘り下げ、次年度の予算をよりよいものにしていく。こうした視点で、議会は町政をチェックしていきます。また、議員が一人で質疑するだけでなく、議員同士が討議し、議会全体として政策を提言していく取組にも挑戦する必要があります。多様な町民の声を集約し、さまざまな角度から議論することで、より実りのある提案につなげることを目指します。

一般質問の充実~町民の声を、根拠とともに政策につなげる~

一般質問の研修では、議員が実際に行った質問を題材に、改善のポイントを一つ一つ確認しました。「町民の皆さまから伺った声」に加えて、利用実績や費用などの客観的なデータ(根拠)を併せて示すこと。これにより、町民の想いを実現可能な政策としてより確かに届けていくことができます。次回以降の議会活動に活かしてまいります。

議員同士の討議(政策討議)~議会全体で課題を話し合い、政策を提言する~

もちろん一般質問は大切な活動ですが、一人の提案だけでは、実現につながりにくいという課題もあります。そこで、議員(委員)間で討議し、議会(委員会)としての意見をまとめて町へ提言するという、新しい取組を学びました。研修では、議員が実際にグループに分かれ、課題について意見を出し合う「討議」を体験しました。町内の公共施設の在り方や、予算・決算のよりよい審査の方法などをテーマに、「一人一人が知っている情報や課題を出し合う」「良い点、課題を整理する」「課題をどう解決できるか、知恵を出し合う」といった議論を重ねました。町民の皆さまと向き合うときでも、議員同士の討議にも、議会が大切にするのは「傾聴」「受容」「共感」です。

議会の使命と議員の責任~法改正を踏まえた、議員の職責の再確認~

議会が担う使命と、議員一人一人の責任について、改めて学びを深めました。近年、地方自治法が改正され、議会と議員の役割が法律の上でよりはっきりと定められました。「議会は、町の重要な意思決定にかかわる事柄を議決し、町政をチェックする機関であること」「議員は、町民の皆さまの負託(信頼による委任)を受け、誠実にその職務を行わなければならないこと」これらが、法律に明確に位置づけられました。議員一人一人の判断は、町民の皆さまの暮らしに直接つながる、責任の重いものです。こうした判断の重みを改めて確認し、「しっかりと調査し、根拠を持って判断する」という姿勢の大切さを学びました。

議会からのメッセージ

町民の皆さまからの信頼に応えるため、重い責任を自覚し、誠実に職務にあたってまいります。

まちの未来、そして子どもたちの笑顔のために-。

野辺地町議会は、学び続け、責任を持って、「町民のための議会」として歩んでまいります。

研修会の様子

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