町長メッセージ

就任のごあいさつ

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 このたびの町長選挙におきまして、無投票ではありましたが、引き続き2期目の町政運営を担わせていただくことになりました。大変光栄であると同時に、野辺地町を発展させていくための牽引役として課せられた使命と責任の重さに改めて身の引き締まる思いであります。

 1期目の4年間は、就任早々に新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、その対応に追われることになりましたが、そうした中においても懸案となっていた「役場新庁舎建設」「行財政改革」「企業誘致、産業振興」などに全力で取り組み、着実に前に進めることができました。これも町民の皆様のご協力とお力添えがあったからこそのものと深く感謝申し上げます。

 それでは2期目のスタートに当たり、これからの町政運営に臨む私の思いの一端を述べさせていただきます。

 私は、今回の町長選挙において、「町民の皆さまとともに、力強く歩む町づくり」をスローガンに掲げました。まちづくりは行政の主導だけによるのではなく、町民と行政が一緒になって進めていくことが真のまちづくりであると考えております。この思いは町長になってからも一貫しております。今後も「のへじ♡ファンミーティング」の継続などを通して広く町民の声を聴く機会を大切にしてまいります。

 次に少子高齢化対策であります。まずは子育て世代に対する支援の拡充を行います。人口減少社会が進む中において、持続可能な活力あるまちづくりを推進していくためには若い力が必要です。私はそうした世代が暮らしやすく、幸せを実感できるような町にしていくためには、子育て対策が最優先課題であると位置付けております。そこで、小学校・中学校入学時にそれぞれ児童生徒一人当たり5万円を入学祝金として支給する新たな制度をつくります。加えて、学校給食費の無償化及び子ども医療費助成事業の所得制限撤廃についても国や県と協調しながら取り組んでまいりたいと考えております。さらに、若葉小学校の野辺地小学校への統合と、新校舎の建設を進め、子どもたちの学習環境を充実させていきます。一方で、高齢化対策につきましては、高齢者の介護予防や健康維持を図る事業を拡充してまいります。

 また、これらの取組を確実に実行していくと同時に、その裏付けとなる財源確保のため、これまでと同様、堅実な財政運営と効率的な行政運営の確立に努めてまいります。

 今後とも職員一丸となり、野辺地町の未来と町民の皆様の幸せのため、粉骨砕身の覚悟で取り組んでまいりますので、引き続き皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

                野辺地町長 野村秀雄

 

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